(1)経営戦略
@経営戦略の種類
a.成長戦略
・環境変化に対応したり、あるいは創造的に働きかけて環境を変えたりするために、
自社の事業構造を変革する戦略
b.競争戦略
・市場環境化における競争相手に対する対抗戦略
C.撤退戦略
・企業全体の業績向上のため、不採算品種や事業から有利に撤退するための戦略
Aアンゾフの経営戦略
A.3つの意思決定
・意思決定には以下の3種類あり、相互依存と相互補完の関係にある。
a.戦略的意思決定 〜環境変化対応の決定〜
<特徴>
・製品、市場戦略における意思決定
・全社的、長期的、非定型的
<階層>
・トップマネジメント
b.管理的意思決定 〜経営資源の組織化の決定〜
<特徴>
・組織構造に関する意思決定、経営資源の調達・開発に対する意思決定
・非定型的
<階層>
・ミドルマネジメント
c.業務的意思決定 〜業務の効率性の最大化〜
<特徴>
・資源の配分と変換に関する意思決定
・現場的、短期的、定型的
<階層>
・ロワーマネジメント
B.4つの戦略構成要素
・戦略構成要素には以下の4つがある。
a.製品、市場分野
b.成長ベクトル
c.シナジー(販売、生産、投資等)
d.競争上の利点
C.アンゾフの成長ベクトル
・アンゾフの成長ベクトルは、市場・製品の2軸でそれぞれ、既存・新規を組み合わせ4通り存在する。
a.市場浸透 … 既存製品の既存市場への浸透を強化
b.製品開発 … 新商品を開発し、既存市場へ浸透
c.市場開発 … 既存製品の新規市場への展開を強化
d.多角化 … 新製品を開発し、新規市場へ展開
D.4つの多角化戦略
・多角化戦略は、大きく以下のとおりに分けることができる。
a.水平型多角化戦略 … 現在とほぼ同じ顧客で新しい製品部門に進出
b.垂直型多角化戦略 … 川上から川下にかけて複数分野へ進出
c.集中型多角化戦略 … 既存製品と新規製品を関連付けて新市場に進出
d.集成型多角化戦略 … 現在の製品市場と関連性のない新規事業に進出
・なお多角化戦略の採用動機は以下のとおり。
a.主力製品の需要の停滞
b.収益の安定化
c.危険分散
d.余剰資源の有効活用
B経営戦略の立案と策定プロセス
・経営戦略の策定に向けたプロセスは以下のとおり。
a.経営理念の確立
b.経営目標の設定
c.SWOT分析:外部環境分析(機会と脅威)、内部環境分析(強みと弱み)
d.戦略ドメイン策定
e.全体戦略策定
f.個別事業戦略策定
g.機能別戦略策定
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